このたび、生成AIに関する情報を発信するメディアとして、「まちの生成AI研究」を立ち上げました。
今回は、私がなぜこのメディアをつくろうと思ったのか、そして、この場所を通じて何を発信していきたいのかについて書きたいと思います。
2020年からの議員活動で見えてきたこと
私は2020年から市議会議員として活動し、地域を少しでもよくするために、さまざまな課題と向き合ってきました。
一方で、地方では人材、予算、専門知識、時間などのリソースが限られており、課題が見えていても、具体的な解決策まで落とし込めないことが少なくありません。
「こうした方がよい」というアイデアがあっても、調査や企画、資料作成、情報発信、システム開発などを進めるリソースが足りず、実行までたどり着かないことがあります。
私自身も議員活動を続ける中で、地域を変えるためには、思いやアイデアだけでなく、それを具体的な形にするための手段が必要だと感じてきました。
2025年、生成AIとの出会いが転機に
そんな中で出会ったのが、生成AIでした。2025年ごろから急速に広がりを見せた生成AIに触れる中で、私は「これは地域を劇的に変えうる、現実的な選択肢になる」と確信するようになりました。
人や予算をすぐに増やすことはできなくても、生成AIをうまく使いこなせば、これまで「人手(リソース)が足りないからできない」と諦めてきたことに、地域自身の手で取り組めるようになるかもしれない。そう考えたとき、これは自分の議員活動の延長として取り組むべきテーマだと感じました。
目指すのは、実践的で中立的な情報源
生成AIというテーマは、今まさに注目を集めている分、情報があらゆる場所から溢れてきています。その中には、有益な情報も多くある一方で、利便性を過剰にPRし、特定の情報商材やサービスへ読者を誘導することを目的とした発信も少なくないと感じています。
このメディアは、特定の商品やサービス、情報商材へ誘導することを目的としていません。うまくいった事例も、うまくいかなかった事例も含めて、実際に地域の中で取り組んできたリアルな知見を、中立的な立場から発信していきたいと思います。
「まち」で実際に使える事例を積み重ねていきます
このメディアでは、単に生成AIのニュースや使い方を紹介するだけではなく、地域の中で実際に使える事例を積み重ねていきたいと考えています。
例えば、地域の事業者の情報発信、自治体業務の効率化、地域メディアの記事作成、会議資料の作成、住民から寄せられた意見の整理など、地域には生成AIを活用できる場面が数多くあります。
地域の中で試し、考え、改善しながら、役立つ事例を皆さんと共有していきたいと思います。